制度改革が大きく進展していることについて、ある機関投資家の関係者は、「想定よりペースが速い」との見方を示す。制度改革が話題に上ってから2年が経つが、関連政策の細則や運用方針が打ち出されていない状態だった。また、証券会社の関係者は、投資銀行業務の項目が比較的多いため、制度改革の準備が整うなか、運用細則の発表を待っていることを明らかにした。
同草案が採択された後の流れについて業界関係者は、証券監督管理委員会や証券取引所が登録条件、審査要求、情報公開、仲介業者職責などに関する規則を定め、細則に対する意見公募を経て、正式発表後に実施されると予想。具体的なスケジュールはまだ確定されていないとみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月14日