中国の国有企業改革 来年は試行策10項目を全面実施へ
中国の国有企業改革 来年は試行策10項目を全面実施へ。
タグ： 中国国有企業改革
発信時間： 2015-12-14 13:49:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国務院国有資産監督管理委員会（国資委）の張喜武副主任は先ごろ、定例政策報告会で、中国共産党中央委員会と国務院が9月13日に共同発表した「国有企業改革の深化に関する指導意見」の関連文書がこれまでに9件に上ったことを明らかにした。さらに10件の文書が相次いで発表されるとの見通しを示している。
国資委の彭華岡副秘書長は、国有企業改革について、国資委が昨年まとめた改革の基本方針をもとに試行策10項目を定めたことを明らかにした。試行策10項目は以下の通り。
一、企業役員会の職権をめぐる試行策として、役員会が重大な意思決定や人選・雇用、権利配分を行い、法的権限の無い政府部門・機関による不干渉を進める。二、経営幹部選任の自由化。三、プロフェッショナルマネージャー制度の導入。四、給与・賞与分配の差別化。五、国有資本投資運営会社の試行。六、中央企業の買収合併・再編の実施。七、重要分野の混合所有制企業の改革。八、混合所有制企業の従業員持株制度の試行。九、国有企業の情報公開の試行。十、企業の社会支援事業の切り離しと過去からの残存問題の解決。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年12月14日
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