セッション２「省エネ・再生可能エネルギー社会への挑戦と自然資本」基調講演

森雅志富山県富山市長は、「富山市は魅力的でコンパクトな都市構造作りの基本コンセプトとして路面電車交通システムを磨き上げ、沿線に住む人を誘導し、合わせて自転車共同利用システムを導入した。暮らし易い都市空間、コンパクトシティを作る要素は、楽しい、おいしい、おしゃれである」と紹介。結果として「富山市は8年前から人口転入超過になり、市の平均地価は２年連続上昇した。市は水資源が豊富で、水力発電の割合が多い。温室効果ガスが削減し、環境モデル都市として選定された。さらに高性能の産業廃棄物最終処分場の熱をいかし植物工場を作り、フルーツトマトを順調に生産している」と取り組みを語った。