世界3分の1のロボットが中国に 2018年

世界3分の1のロボットが中国に 2018年。

タグ: ロボット 中国 2018年

発信時間: 2015-12-24 13:34:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 NBC電子版は23日、「世界工場の中国が望むロボット革命」と題した記事を掲載した。詳細は次の通り。

多くの国際ブランドは人件費が安い中国に製造を頼ってきた。しかし現在、中国ではロボットを労働者の代わりに使用する工場が増えており、2018年までに世界3分の1のロボットが中国で使われると見込まれている。

北京のロボット会社「地平線」の余凱CEOは、「中国のロボット産業の発展はまだ初期段階にあり、人件費の上昇と技術コストの低下により、ロボットの導入強化が進むに違いない」と話す。

ここ数年、労働者の賃金引上げにともない、工場主の収益は縮小しつつある。人件費を安く抑えるため、多くの工場が中国の西部地域や東南アジアに製造をシフトし、増加したコストを消費者に転嫁する工場も出てきた。

中国経済の減速やサービス業が製造業を凌ぐという状況の中で、中国の工場の将来性に対する判断は難しくなっている。ロボットを最後の切り札とする工場主も多く現れた。高額のロボットは資金繰りに一時的に影響するが、長い目で見れば大幅なコストダウンが見込める。

黒竜江省の諾信オートメーション設備業者の趙東総経理は、「人間と比べて、ロボットの作業はレベルが高く、しかもコストも安く管理しやすい」と話す。言い換えれば、ロボットは病気になったり、ストライキを起こしたり、昇給を要求したりすることはないということだ。

余凱氏や趙東氏を含むロボット分野の先駆者は、今後のロボット革命は製造業のみに限らないと見ている。余凱氏は、「向こう10年で、1世帯あたりのロボット台数は10台になると予想できる。洗濯、エアコンなど、家事全般をロボットが助ける時代が来るだろう」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月24日

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