このほど開かれた無人機システム標準化協会理事会・技術委員会設立大会において、同協会秘書長、中国航空総合技術研究所チーフエンジニアの徐明氏は、2つの団体標準「無人機システム用語」「民間用無人機システムの分類と等級」を発表した。これは中国が初めて発表した無人機システム団体標準であり、荒削りに発展する無人機産業がより健全かつ秩序ある発展の軌道に乗ることを意味する。人民網が伝えた。
「無人機システム用語」は、無人機システムの設計・生産・消費・使用・監督管理に焦点を絞り、主に基礎的な用語、無人機プラットフォーム、搭載される装置、制御ステーション、データリンク、保障・メンテナンスなどの用語の定義を決めた。「民間用無人機システムの分類と等級」は民間用無人機システムの安全監督・管理および開発・生産に焦点を絞り、主に民間用無人機システムの構造、離陸重量・自重もしくはエアバッグシステム、動力エネルギー、目視・視覚接触操作、制御方法、感知・回避能力、設計上の最大飛行高度、最大飛行速度、リアルタイム操作距離、航続時間など16の分類・等級を定めた。