積極的な財政政策によって、財政赤字の対GDP比は上昇する可能性がある。スタンダードチャータード銀行グレーターチャイナ地区の鄭爽・チーフエコノミストは取材に対し、「財政赤字の対GDP比が3%、または3%以上の水準に達する可能性がある」と予想。国務院発展研究センター金融研究所の夏斌・名誉所長は、「財政赤字の対GDP比が3%に上昇することは有りうる」と語った。また、中国社会科学研究院戦略研究所の楊志勇・研究員は、「3%というラインを死守する必要はない。持続的な財政運営が見込めるなら、財政赤字の対GDP比は3%を超えても問題ない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月4日