人民元の対米ドルレートがこのところ持続的に下落しており、市場で幅広い関心を呼んでいる。中国人民銀行(中央銀行)は7日にサイトで発表した論考で、「投機的な勢力に直面しても、人民銀には元レートの合理的なバランスの取れた水準での基本的安定を維持する能力がある」との見方を示した。新華社が伝えた。
同論考によると、元レートを調和できる市場パワーは実体経済と関連した外国為替の供給・需要であり、プロシクリカリティ(景気循環増幅効果)とリレバレッジ行為を主な特徴とする投機勢力ではない。一部の投機勢力は元相場をあおって利益を得ようとし、その取引行為は実体経済の需要とは関係がなく、市場の真の需要を反映しているとはいえず、元レートの異常な変動を招き、市場に誤った価格シグナルを発することになるという。
また同論考によると、元レートは市場の需給パワーの変化により調和するべきであり、各種バスケット通貨を参考にして、上がったり下がったり、双方向で変動するべきだという。