李事務局長は16年の経済体制改革事業の重点として次の5つを挙げた。
(1)権力リスト、責任リスト、ネガティブリストの制度を施行し、行政審査認可制度における「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)を深いレベルで推進していく。
(2)政府の投資条例をはじめとする重要な立法作業を推進し、オンライン連結審査認可制度を実施し、投融資体制改革を深化させる。
(3)電気、石油・天然ガス、鉄道、民用航空、電気通信、軍需などの重要分野で混合所有制改革のテストケースを展開し、電気、石油、天然ガス、塩など各産業の改革を推進する。
(4)電力、天然ガス、医療サービスなどの重点分野の価格改革を引き続き深化させ、価格形成メカニズムを改善し、価格の矛盾点を解決し、企業と国民の負担を軽減させる。
(5)「3大戦略」(「一帯一路」<1ベルト、1ロード>、北京・天津・河北の共同発展、長江経済ベルト)と新型の都市化を引き続き深いレベルで実施し、イノベーションが駆動する発展の体制・メカニズムを整え、エコ文明制度の構築を加速させ、開放型経済の新体制の構築を急ぐ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年1月14日