法制晩報の調べによると、2015年には全国の30地域が最低賃金基準を引き上げ、前年の数を大幅に上回った。調整後の最低賃金基準のトップ3は深セン市、上海市、広東省で、北京市は1720元で7位につけた。
各地は2015年12月以降、最低賃金基準の引き上げを発表した。これには吉林省、寧夏回族自治区、重慶市、遼寧省などが含まれる。2015年には全国の30地域が最低賃金基準を引き上げ、伸び率は平均で約14%となった。調整を行わなかったのは河北省と青海省のみ。
調整後の最低賃金基準が最も高かった地域は深セン市で、2030元に達した。これに肉迫したのは上海市(2020元)で、2000元を超えたのは全国で深セン市と上海市のみ。
最低時給基準を見ると、北京市が18.7元で首位をキープした。天津市は18.5元、上海市は18元、広東省は18.3元、深セン市は18.5元で、いずれも18元を上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月14日