北京で14日に開催された「2016年全国中国医薬業務会議」で明らかになったところによると、2014年、中国医学病院中国医学病院における受診者総数は延べ5億3千万人に達し、「十一五(第11次五カ年計画:2006-2010年)」末に比べて延べ1億7千万人増加、増加幅は47.2%、各種病院の受診者総数の17.9%を占めるに至ったことが明らかになった。また、漢方病院の退院者総数は2227万1千人、「十一五」末比951万4千人増、増加幅は74.6%、各種病院退院者総数の14.5%を占めた。総合病院に比べ、患者一人当たりの外来診療費は12%、入院費は24%、それぞれ低かった。低費用で高い収益が得られる中国医薬は、医療改革による恵民政策の効果を大幅に高めた。人民日報が報じた。
「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015)」期間中、36件の中国医薬研究成果が、国家科学技術表彰を受けた。このうち4件が国家科学技術進歩一等賞を受賞した。2014年、中国医薬の工業総生産額は7300億元(約13兆円)を上回り、医薬工業総生産額の3分の1近くを占めた。中国医薬業の輸出入額は46億3千万ドル(約5500億ドル)に達した。知的財産権を備えたいくつかの中国医薬品が開発され、中国医薬大類5種の年売上額は軒並み30億元(約540億円)を突破した。16カ所の国家中国医薬臨床研究基地を重点プラットフォームとする臨床研究システムが構築され、14種の十大疾病中国医薬予防・治療効果が科学的に証明され、中国医薬による伝染病・慢性病予防・治療をめぐる臨床研究ネットワークが整った。