そのほか、2015年、英、仏、独などのEU17カ国が相次いでアジアインフラ投資銀行の創設メンバーに加わったこと、EU諸国による国際通貨基金(IMF)特別引出権の人民元採用の支持、欧州復興開発銀行の中国加盟の受け入れなどのことからみられるように、中欧金融面の協力も進んでいる。
2015年11月、中欧国際取引所がフランクフルトで正式に開業した。ロンドン、フランクフルト、ルクセンブルク、パリの四大人民元オフショア金融センターが成熟しつつある。通貨交換、人民元建て債券発行関連の措置が打ち出されたことにより、中国企業の海外進出によりよい資金支援を得られることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月27日