「技術レベルも世界の原子力大国と肩を並べる状況だ。稼動中原発の主力は第2世代と第2世代+だが、建設中原発は第3世代に移行している。中国が自主開発した『華龍1号』は昨年、国内外で着工が同時にスタートした。これは華龍1号が世界でも認められていることを物語っている。第4世代の高温ガス冷却原子炉の研究も順調である」
【内陸部での原発建設も】
許氏はまた「原発の立地は沿海部に多く、遼寧・山東・江蘇・浙江・福建・広東・広西・海南の8省に54基が立つ。内陸部での建設については、エネルギー需要に基づき政府の関係部門が現在調査をしている。安全確保を前提とした上で、世界の運営状況を参考にしながらこの問題を考えていくことになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月27日