2014年6月、習主席は中国・アラブ協力フォーラム第6回閣僚級会議で中国とアラブが協力して「一帯一路」を共同建設すること、「1+2+3」協力構造を築くことを提唱し、双方のウィンウィン実現のための道筋を示した。現在、この協力構造はすでに早期収穫を得ている。
今回の訪問で、習主席は3カ国首脳と共に「一帯一路」の枠組で、各自の発展戦略を連結し、協同発展と連動成長を実現することを決めた。3カ国は「一帯一路」建設を全力で支持し、これに積極的に参加するとともに、「一帯一路」のアフリカ、欧州への支点となることを望むと表明した。
今回の訪問で、中国側は3カ国と「一帯一路」共同建設に関する覚書に署名した。サウジアラビアとは「ネット上のシルクロード」建設協力の強化についての覚書にも署名した。サウジアラビアとは14件の協力文書、エジプトとは21件の協力文書、イランとは17件の協力文書に署名した。
王部長は「これらの協力文書は経済貿易、エネルギー、金融、航空宇宙、気候変動など多くの分野をカバーし、大きく実務協力の幅を広げ、深みを増した」と述べた。