圓融光電科技株式有限公司が27日に発表した情報によると、国家級認証機関の中国杭州遠方検測校准技術有限公司による検査・論証を経て、子会社の青島傑生電気有限公司が独自に開発した280ナノ高出力深紫外LEDチップの1枚当たり最大出力が、世界記録を更新した。科技日報が伝えた。
この深紫外LEDチップは、常温常圧および1000ミリアンペアの電流の持続給電という条件下、1枚当たり176.6ミリワットの出力で安定し、電圧は5.8ボルトのみだった。この優れた電気学的特性により、同チップの直流は1アンペアに達し、光出力の飽和に近づいた。この記録は米SETI社が先ほど報告した100ミリワット、日本の情報通信研究機構とトクヤマが報告した90ミリワットの記録を大幅に上回る。専門家は、「同技術は中国の深紫外LED産業にとって画期的な進展だ」と話した。