読売新聞は、中国は財政支出の拡大と金融政策の実施により、安定成長の目標を実現しようとしているが、これは市場を安心させたと指摘した。
海外メディアは、経済モデルチェンジは容易なことではないとしている。中国政府は生産能力と在庫の解消、デレバレッジ、コスト削減、脆弱分野の補完、革新と創業を奨励しているが、この措置は奏功している。中国経済の質と効果を高め、次の段階に向け邁進させている。
毎日新聞は、中国経済が「新常態(ニューノーマル)」に入った後、正確な目標と方針が示されたと報じた。成長率のみで中国経済を判断することはできない。重工業を支柱産業とする北部地区は不景気だが、南部地区の経済は繁栄しており、サービス業を中心とする「新経済」が好調だ。全面的なアングルから、中国経済を観察しなければならない。
中国の一部産業と地区で調整が行われているが、企業リスクコンサルティング会社のコントロール・リスクスのアジア担当者は、「中国各地の経済状況は不均衡で、一部の地域の経済は苦境を迎えているが、一部の地域では目覚ましい成長を遂げている。江蘇省の一部の民間サービス企業の業績を見るか、上海の研究開発団地を視察すれば、中国は依然として2桁台の成長をキープしていると感じるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月9日