新型都市化:3つの「1億人」
「十三五」計画で、20年までに常住人口の都市化率を60%、戸籍人口の都市化率を45%に引き上げるよう求めている。このため、新型都市化の推進を加速させる必要がある。具体的には、◇約1億人の農村部転出人口などの都市部定住、◇約1億人が生活するバラック区と城中村(都市の中の農村)の改造、◇中西部の約1億人の現地都市部への移住--の推進を加速するとしている。
新エネ車:500万台
新エネルギー自動車の普及を推進する。20年までに全国の新エネ車の累計生産・販売台数は500万台を突破する。また、都市部公共交通、タクシーの新エネ車利用率を高める。純電気自動車、プラグインハイブリッドカーの普及に注力する。
空気の質の改善:青空292日間
重点地域を中心に大気汚染対策プロジェクトを遂行する。20年までにGDP単位あたりの水消費量、エネルギー消費量、二酸化炭素排出量をそれぞれ23%、15%、18%引き下げ、エネルギー開発・利用の効率を高め、生態環境全体の質的な改善を実現する。特に、大気スモッグ対策が大きく進展し、地級以上の都市で大気の質が「良好」レベルに達する日数は年間の80%以上(292日)。また、向こう5年にわたり、微小粒子状物質(PM2.5)濃度の継続的な低下についても、拘束力のある目標を打ち出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月13日