劉景徳氏は、先週末の本土市場が小動きとなり、売買代金も顕著に縮小したことについて、大型優良株である中国石油天然気や中国石油化工の株価下落が主因だとの見方を示した。最近は個別銘柄が活発に物色されているため、指数は小幅に上昇している。投資家心理も徐々に回復しつつあり、新規資金も市場に流入している。今後については、信用取引残高の増加が続き1兆元(現在は約9000億元)を上回った場合、上海総合指数は一段高となり、3200ポイントを試す展開になるとみている。
「上海総合指数が3200ポイントを突破すれば、これまでの5200ポイントの高値からの下落相場は変わる可能性がある。流れが一旦変われば、相場は楽観的な値動きとなる可能性もある」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月28日