マカオと川を隔てて隣接する「珠海横琴長隆国際海洋リゾート」は29日、2014年3月29日の正式オープン以来、同リゾートの来場者が延べ2500万人に達したことを明らかにした。
長隆海洋王国の陳銘安・総経理によると、珠海横琴長隆国際海洋リゾートはこれまで、数々の国際的な賞を獲得してきた。2014年、オープンから1年足らずの長隆海洋王国は、テーマエンターテインメント協会(TEA)の2014年度の「テーマパーク傑出業績賞」の唯一の受賞者となった。世界のテーマパーク界の「オスカー」として名高いこの賞を中国のテーマパークが受けたのはこれが初めて。2015年12月には、1888室の客室を誇る世界最大の海洋テーマホテル「長隆横琴ベイホテル」が、「ワールド・トラベル・アワーズ」(WTA)の「世界をリードするテーマホテル賞」に輝いた。
長隆海洋王国海洋劇場では同日、千人の参加者が巨大なアラビア数字「2」の形を作り、オープン2周年を祝った。赤・黄・青・オレンジ・緑の衣装を着た千人で色分けされたカラフルな数字が浮き上がった。長隆海洋王国によると、今回の活動には、ペアルック文化を広め、健康で明るい新たなトレンドを作るねらいもある。
「香港・珠海・マカオの『観光ゴールデントライアングル』がますます発展する中、珠海長隆はすでに、このゴールデントライアングルの核心に位置する横琴自由貿易区のリーディング企業となっている」。陳銘安氏によると、横琴長隆プロジェクトは2014年、オープン9カ月で延べ800万人の来場者を迎え、珠海のホテルの宿泊率は87%高まり、珠海空港の利用者数は41.5%増えた。2015年末、長隆集団と珠海市政府は総投資額500億元に達する戦略合意を締結した。横琴の産業多元化のプロセスの中で、長隆は、経済と文化産業の共同発展を推進し、横琴自由貿易エリアの魅力と活力を大きく高めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月31日