どうすれば中国人消費者の日本の炊飯器に対する迷信を解くことができるか。リーズナブルであることが依然として王道である。雷軍氏によると、シャオミ炊飯器と同等の製品は、日本では3000元から5000元するという。格力の関係者によると、定価の1199元は実は「利潤ゼロ」だとしている。
価格面で見れば、シャオミと格力の炊飯器は日本製を打倒できそうだ。どれだけの消費者が購買意欲を見せるか、市場動向が注目される。
シャオミと格力の炊飯器がまもなく発売される。この話題に対し、誰もが今年の年初に北京にやってきた「飯炊き仙人」、85歳の日本人、村嶋孟氏を思い浮かべるに違いない。彼は50年間、たった1つのことだけをしてきた。飯炊きである。そして最も伝統的な土釜を使っている。彼の作った白い飯を買うためだけに、彼の小さな店は常に長蛇の列ができている。
中国の消費市場は「品質革命」が起こりつつある。その革命に中国製品が付いていけるかどうかは、技術でも資金でもなく、持続力のある専門性にかかっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月4日