調査会社Localyticsが月曜日に発表したデータによると、アップル製最新スマホ「iPhone SE」の、発売後初の週末の売れ行きは不調だった。
発売後初の週末、iPhone SEの販売台数がiPhone全機種に占める比率は0.1%のみとなり、最近のその他の機種を大幅に下回った。iPhone 6は2%、iPhone 6Sは1%、iPhone 5sは0.9%。だが販売不振は意外なことではない。アップルストアでは、新型iPhoneの発売日の大行列が恒例行事化しているが、今回は例外だったからだ。
iPhone SEの定価は399ドル以上。アップルはユーザーに割安な機種を提供しようとした。同機種は大型のハイエンド機種iPhone 6Sの多くの機能を持つ。アップルが新機種を発売すると、iPhone全体の販売台数の伸び率が低下した。iPhoneはアップルにとって最大の収益源だ。
新機種の初の週末の販売不振は、今後の不振を意味するものではない。多くのiPhone 5ユーザーは、アップルの年に1度のアップグレードを待ち、iPhone SEの購入を検討する可能性がある。今後数ヶ月の情勢は、世界のユーザーが小型iPhoneを購入しようとするか、9月の次世代大型iPhoneの発表を待つかを証明するだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月5日