最近では、中国側が韓国企業を買収する例も見られる。2014年10月に華策影視公司は韓国第3の映画配給会社であるNEWの持ち分15%を買収して第2位株主となった。また、韓国の玩具キャラクター大手「Young Toys」と「Red Rover」も昨年、中国企業に買収された。韓国メディアが使ういわゆる「中国資本の空襲」という表現も誇張とは言えない。
韓国のコンテンツ業界が中国に向かうことを「流出」と言うべきか「進出」と言うべきか、議論は終わっていない。しかし非常に明らかな点が1つある。中国は「コンテンツ産業強国」の目標実現に向け、海外の教養娯楽製品に関する規制を強化するとともに、中国が必要とする先進的な人材と企業の誘致に積極的に取り組んでいくということだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月18日