中国証券会社・広発証券の高配当に注目が集まっている。同社は10株につき8元の現金配当(税込)を実施する予定で、前日終値で計算すると配当利回りは4.96%にも達する。
中国全上場証券会社23社のうち、方正証券を除く22社の2015年本決算が25日までに出揃った。各社とも売上高、純利益を大幅に伸ばしたが、このうち売上高が100億元を上回ったのは11社、純利益が100億元を上回ったのは8社に上った。
『証券日報』によると、22社はいずれも現金配当の実施を提案しているという。うち、配当額が最も高いのが広発証券で、10株につき8元の現金配当(税込)を実施する予定。国海証券は10株につき3株の無償増資を行うほか1元の現金配当(税込)を実施する予定。昨日決算を発表したばかりの申万宏源は、10株につき3.5株を無償増資する予定だとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月29日