道口教育、横琴で金融講座開催 市価管理と国際M&Aがテーマ

道口教育、横琴で金融講座開催 市価管理と国際M&Aがテーマ。

タグ: 道口教育 横琴

発信時間: 2016-05-17 09:52:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

道口教育による金融講座「横琴――市価管理とクロスボーダーM&A」が14日午後、横琴新区で行われた。横琴新区は現在、金融機構の集まった「財産島」と広東・香港・マカオをつなぐ金融協力の「新プラットフォーム」の建設を進めている。講座ではこれを視野に、横琴新区の政策の優位性と珠海デルタの民間経済と民間資本の優位性、人才・管理・資金の面での香港・マカオの優位性をいかに現実的なチャンスへと転化するかに重点を置いた検討がなされた。

横琴は、企業と機関への政策サービス提供において、(1)整った一連の支援政策を備えている、(2)効率的で便利な政府サービスを提供している、(3)相次ぐ有利な政策が相乗効果を生んでいる――という3つの核心的な優位性を持っている。これによって横琴は、自由貿易区で投資チャンスが最も多い場所となっている。横琴はさらに、香港・マカオとの協力における外国人投資家への審査・認可を緩和し、企業と機関の海外進出を支援し、自由貿易区の金融革新の優位性を十分に利用して金融機関による海外市場の配置を助けている。

データによると、今年4月末までに横琴新区の金融系企業は2674社に達し、エクイティ投資や銀行、証券、保険、基金、資産管理などの各金融業態をカバーしている。香港・マカオの金融機関の分店・支店なども設立されている。

浙江吉利控股(ホールディング)集団の広報総監を務める楊学良氏は、吉利集団の国際M&Aの経験を講座参加者らと共有した。吉利集団は2000年から国際M&Aに向けた各種の準備を始め、ボルボ・カーズ社とロンドン・タクシー社を国際M&Aを通じて獲得した。吉利集団には現在、吉利と合わせて3つの自動車ブランドが存在している。楊学良氏によると、中国の自動車市場はすでに急速成長の段階を過ぎており、自主ブランドの国際化によって市場を開拓し、スケールメリットを実現する必要に迫られている。M&Aを通じて研究開発センターを集中的に設立するなどの方式で技術開発などのコストを下げる必要もある。

「市値」の資本市場における重みは増し、「市値管理」は中国の資産管理の最重要課題となっている。中国企業の海外でのM&A規模は今年、過去最高を更新する勢いで、M&A投資はより多元的なものとなっている。中国上場企業市値管理研究センターの施光燿・主任は基調演説で、「市値管理はすでに管理革命へと転化している。10年にわたる準備と発展を経て、野蛮な成長の段階は終わり、秩序ある成長の新時代が訪れている。この時代においては、厳しい監督管理は管理の常識となり、効果を上げてもなかなか主導権は握れない。我々企業は新たな企業を作り出し、旧モデルに別れを告げる必要がある。さもなければ企業はさらに多くの代価を払わなければならなくなる」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月17日

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