中国、現代物流へのモデル転換を加速 欧州・中央アジア向け定期貨物列車を拡充
中国、現代物流へのモデル転換を加速 欧州・中央アジア向け定期貨物列車を拡充。
タグ： 中国鉄道・物流
発信時間： 2016-05-16 15:58:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国鉄路総公司の情報によると、鉄道貨物の輸送力向上と現代物流へのモデル転換加速に向け、5月15日より全国の鉄道ダイヤを改正する。旅客列車を大幅に増やすとともに、貨物の輸送方式を刷新する。各種の定期貨物列車251本のうち、欧州向け快速貨物列車を39本、中央アジア向け貨物列車を23本運行する。
中国鉄路総公司関連部門の責任者は、今回のダイヤ改正について、輸送需要に対応し、物流サービスの効率とレベル向上に向け、長距離・大量輸送が可能な鉄道網の強みを発揮したうえで、貨物列車の運行方式を刷新すると説明。輸送時間の圧縮、定時快速運行に向け、特快・快速貨物列車と快速荷物専用列車の運行方式を見直す。快速コンテナ列車の運行を開始し、欧州向け・中央アジア向け貨物列車の定期便を拡充、鉄道貨物の快速輸送ネットワークを構築する。定期貨物列車は合計251本と、現行より58本増やす。
その狙いは次の通り。（1）「一帯一路」構想実現に向けた定期貨物列車の拡充。欧州向けは39本、中央アジア向けは23本と、現行より13本と4本ずつ増やす。（2）地域経済の発展に向け、鉄道局管内を跨いだ快速貨物列車を3本増やし、20本を運行させる。（3）コンテナ輸送を拡充し、快速コンテナ列車を31本、鉄道・水運複合コンテナ輸送列車を37本と、現行よりそれぞれ5本と2本増やす。（4）特快貨物列車10本、快速貨物列車35本、普通貨物列車56本を運行させ、市場の快速貨物輸送への需要に対応する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年5月16日
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