新エネルギー自動車のコア部品は国内需要を概ねカバーできる生産能力を備えている。調査を受けた主な電動自動車用動力バッテリー(電池)メーカーの生産能力はあわせて305億ワット時。主な電動モーターメーカー12社と制御装置メーカー12社の生産能力はそれぞれ70万台、68万セットだった。
自動車生産能力の分布では地域差が目立っている。15年末時点で26の省(直轄市、自治区を含む)が完成車の生産能力を持つ。うち重慶、湖北、広東、山東、江蘇、北京、吉林、遼寧、浙江、安徽の生産能力は全国の約3分の2を占めている。一方で、生産能力が50万台未満の8省の生産台数は合計で90万台にも達していない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月17日