日本メディアの報道によると、中国の自動車部品メーカー、寧波均勝電子が日本のタカタ買収に関心を示した。タカタは、欠陥エアバッグの問題により大規模なリコールを起こし、業績の悪化が続いている。
寧波均勝電子は、2004年に設立。6月2日には9億2000万米ドル(約60億元)で米エアバッグメーカーのキー・セイフティー・システムズ(KSS)を買収した。
米KSSはスウェーデンのオートリブやタカタに次ぐメーカーで、昨年5月にタカタのエアバッグ問題が明らかとなったことを受け、代替部品の増産に向け設備投資を拡大する計画を発表していた。寧波均勝電子がタカタを買収すれば、世界最大のエアバッグメーカーになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月6日