台湾『聯合新聞網』の6月2日の報道によると、セラノス社の「1滴の血」で百病を判断する検査技術が嘘であったことが明るみになり、エリザベス・ホームズCEOの資産は45億ドルから無一文になった。
血液検査会社のセラノスは2014年に企業評価額が90億ドルになり、会社の株式を50%保有するエリザベス・ホームズ市の資産は45億ドルに達した。彼女は19歳でスタンフォード大学を中途退学して起業し、全く何も無い状態から事業を起こし「女版スティーブ・ジョブズ」と称えられた。
しかし、セラノスの嘘が明るみになった。ロイター通信は、セラノスの血液検査技術の精確さと品質は嘘の報告であり、顧客の健康に危害を及ぼすと報じた。
フォーブス誌は、セラノスの実際の評価額はわずか8億ドルで、株式には一文の価値もないとした。
フォーブス誌の2015年「米国で最もリッチな自ら稼ぐ女性」に選ばれ、血液検査会社セラノスの創業者である32歳のエリザベス・ホームズ氏は、世界一若い美人富豪とも言われたが、今は無一文である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月3日