英国EU離脱決定で急速な円高 日本経済の長期停滞を懸念
英国EU離脱決定で急速な円高 日本経済の長期停滞を懸念。
タグ： 英国EU離脱
発信時間： 2016-06-27 15:13:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
東京外国為替市場で24日、急速な円高が進んだ。日本円は一時、対米ドルで100円の大台を割り込み、2013年11月以来の円高水準となった。英国が国民投票によりEUからの離脱を選択したことは、グローバル市場を不安定にし、安全資産とされる日本円がますます買われた。
日本メディアが6月24日に伝えたところによると、円高が続けば、輸出企業が中心の日本企業の業績は悪化する見通しだ。物価と消費が低迷するなか、日本経済は長期的に停滞する可能性が高まった。一方、円高による原油や原材料など輸入製品の価格低下は、家計支出を助けることになるだろう。
今年1月に日本銀行（中央銀行）が「マイナス金利」政策の実施を決定してから円安が進み、日本円は対米ドルで一時121円を超えた。その後、米国の利上げ期待の後退や中国など新興国の経済成長減速などで、日本円は円高に転じると、今回の英国EU離脱により円高がさらに加速。日本政府による為替介入をけん制する米国の姿勢も投資家の円買いにつながっている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年6月27日
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