第17回中国・青海緑色発展投資貿易商談会が6月24日に閉幕した。今回の商談会の契約件数は計448件、契約総額は1810億元に上った。特に新エネルギー、新材料、ハイエンド装備製造、情報産業、省エネルギー・環境保護など戦略的新興産業プロジェクトの契約件数は113件、契約額は649億元以上となった。うち青海省は比亜迪(BYD)、華泰汽車、沃特瑪自動車産業創新連盟などとリチウム電池の生産・組立、電気自動車製造、リチウム電池の正負極材料や電気制御設備などのプロジェクトで契約し、投資額はいずれも100億元前後に上る。
6月20日に青海省で開かれた「リチウム産業--新生態」国際サミットフォーラムで、寧徳時代新エネルギー科技股份有限公司の黄世霖副総裁は、電気自動車とエネルギー貯蔵応用には安全性、高エネルギー密度、長寿命、低コストが求められる上、先端技術による製品量産化が必要で、2つの産業を急成長させることになるとの見方を示した。現状からはリチウムイオン動力電池が最も適した選択肢になるとみている。