外交部(外務省)ウェブサイトによると、中国外交部の洪磊報道官は29日の定例記者会見で「中米の経済・貿易協力は両国関係の『バラスト』と『推進装置』であり、その本質は互恵・ウィンウィンだ。人民元相場は中米貿易不均衡の原因ではない」と表明した。
【記者】報道によると、米共和党から大統領選に立候補しているトランプ氏は28日、大統領に当選したら中国を為替操作国とし、中国からの輸入製品に対して制裁関税を課すと述べた。これについてコメントは。
【洪報道官】中米の経済・貿易協力は両国関係の「バラスト」と「推進装置」であり、その本質は互恵・ウィンウィンだ。人民元相場は中米貿易不均衡の原因ではない。
米側が中米の経済・貿易関係を客観的、理性的に受けとめ、双方の相互信頼と協力にプラスの事をし、中米経済・貿易関係の健全で安定した発展を共に維持することを希望する。これは双方の共通利益だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月30日