知財権については、2012年に中国のグラフェンに関する論文の本数が米国を上回り、世界のトップとなった。2015年のグラフェンの特許数を見ると、依然として中国が世界一、次いで米国、韓国、日本の順となっている。
中国のグラフェン産業は急速に産業化が進んでいる。産業チェーンは川上が原材料のグラファイト、中間が薄膜、粉末などの半製品、川下が応用市場。中国国内ではすでに、常州第六元素材料科技股フェン有限公司や寧波墨西公司など、生産能力年産100トンクラスのグラフェンメーカーが数社生まれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月1日