・快適性と利便性
杭州は古来より人口が多く物産が豊かな場だ。2015年の統計データによると、杭州の1人平均GDPは11万2268元(ドル換算で1万8025ドル)で、中国平均の4万9351元(7924ドル)を大幅に上回る。高い経済水準は現地人に快適な暮らしをもたらした。2015年の統計データによると、杭州の第三次産業が全市GDPに占める割合は74.6%に達する。
杭州は中国の交通中枢の一つだ。杭州蕭山国際空港は市街地からバス、もしくはタクシーで30分しか離れていない。杭州はアムステルダム、ドーハ、ソウルなど各大陸の各都市と直行便で結ばれている。杭州は北京など国内の大都市とも、多くの国際便で結ばれている。杭州には2つの列車駅があり、鉄道で中国各地・都市と結ばれている。市内の交通には、地下鉄、バス、タクシーがある。路傍には公共レンタル自転車があり、安く借りることができる。
・開放と革新
杭州は古来より、開放と革新を追い求める都市だ。今日の杭州はさらに、中国の開放の最先端に立っている。多くの有名企業、ネット通販大手のアリババ、有名自動車ブランドのボルボを傘下に収める吉利汽車なども杭州から発展した。他にも1000社以上の中小企業・ベンチャー企業が、本社を杭州に置いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月4日