苗圩部長は、スマート製造の持続的発展を体系的に進め、長期的に取り組む戦略的任務として製造業のスマート転換を段階的、継続的に進める必要があるとの見解を示した。「第13次5カ年計画(2016-2020年)」の期間に、製造デジタル化の普及と製造デジタル化モデルの実施に取り組み、「五三五十」の重点任務に焦点を合わせる方針だ。「五三五十」とは、ハイエンド数値制御工作機械と工業ロボット、付加製造装備、スマートセンサー・コントロール装備、スマート検査・測定と組立装備、スマート物流と備蓄装備などの主要技術・装備5種、スマート製造規格、コア開発ツール、工業インターネットの3大インフラ、離散型スマート製造の普及、プロセス型スマート製造、インターネット連携製造、マスカスタマイゼーション、遠隔維持管理サービスの新方式5種、10大重点分野のスマート製造装備一式の統合的応用を指し、伝統的製造業のスマート転換を引き続き進める。
工信部は昨年6月、財政部と共にスマート製造特別プロジェクトに着手した。特別プロジェクトでは、スマート製造総合規格化試験検証と新モデル応用の2つを重視し、重点プロジェクト93件に中央財政資金から21億5000万元の支援を行った。特別プロジェクトの実施は、国家スマート製造規格システムの構築を後押しした上、スマート製造装備の安全コントロール水準を高め、社会投資100億元も呼び起こした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月26日