中国政府、今年もスマート製造の財政支援を強化
中国政府、今年もスマート製造の財政支援を強化。
タグ： 中国製造
発信時間： 2016-07-26 11:04:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国工業情報化部（工信部）の苗圩部長は24日、広東省の東莞勁勝精密が開いた2016年全国スマート製造試験モデル経験交流会で、工信部と財政部が今年も引き続きスマート製造特別プロジェクトを実施する方針を示した。立案された25省の重点プロジェクト133件に国家予算52億元を割り当てる考えを明らかにし、中国政府が昨年スマート製造特別プロジェクト補助に費やした額の約1.5倍に上ると説明した。
ここ数年にわたり中国はスマート製造の推進で著しい成果を収めた。スマート製造の主要技術・装備は大きなブレークスルーを実現し、ハイエンド数値制御工作機械、工業ロボット、スマート計器・メーター、付加製造などの分野が急速に成長。情報通信技術の日進月歩でインターネットインフラ施設の建設が新たな段階に踏み出し、高性能計算、インターネット通信設備、スマートデバイス、ソフトウエアなどが持続的に発展したことで、モバイルインターネット、ビックデータ、クラウドなどの大手企業が生まれた。ただ、製造強国と比べ、中国のスマート製造分野はまだ遅れている。製造業の機械化、電気化、自動化、情報化が進むなか、地域、産業、企業ごとの発展状況は不均衡だ。早急な解決が必要な問題として、スマートセンサーとコントロール技術や設計デジタル化と製造技術の向上が待たれること、ロボットセンサーなどの主要技術・装備が依然として人に制御されていること、スマート製造ネットワークと情報安全インフラが比較的弱いこと、システムインテグレーションのソリューション提供力不足などが挙げられる。
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