同局の旅客駅におけるビジネスを担当する上海新上鉄実業発展集団有限公司の責任者は、「高速鉄道駅・車内でのモバイル決済の開通により、旅客の支払い手続きがより簡単になり、旅客には実質的なメリットになる。8月10日より、旅客はモバイル決済を利用して虹橋駅の約100店舗で買い物できるようになり、支付宝で決済すれば、携帯電話端末ごとに1~999元の割引サービスが受けられる。旅客の問い合わせに対応し消費をサポートするため、虹橋駅の待合室西側にO2O(オンラインツーオフライン)体験ブースを設けており、担当者がその場で買い物のデモンストレーションを行う」と説明する。
また同責任者は、「今後は、ほかの高速鉄道駅でも徐々にモバイル決済システムを宣伝推進し、年内に杭州東駅、南京南駅、合肥南駅でシステムを開通させる予定だ。また鉄道旅客ビッグデータクラウド会員システムの構築をスタートする。オンラインとオフラインの会員データを統合し、高速鉄道ビッグデータサービスプラットフォームを構築し、高速鉄道の大量のデータを利用して鉄道サービスに役立てるというものだ」と説明する。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月11日