ここ数日、杭州市京杭大運河の畔にある橋西歴史街に、多くの外国人観光客が訪れている。杭州で、9月4、5日に20カ国・地域(G20)首脳会合が行われるのに先立ち、この地では職人たちの手によって、中華文化の魅力が伝えられている。人民日報が報じた。
中国無形文化遺産の伝承人である呉小莉さんは取材に対して、「G20首脳会合のために、『世界平和の夢』をテーマに心を込めてしんこ細工を作った」と語り、自身の作品のインスピレーションに関して、「各国の首脳は、左手に牡丹の花を持ち、その傍らにはそれぞれの国の花が添えられている。これは友誼とイノベーションを象徴している。右肩には平和を意味するハトがとまっており、足の下には世界地図が広がっている。これは世界平和を象徴している。各国は運命共同体、利益共同体として、世界経済の繁栄のために共に努力しなければならない。そのため、この作品を通じて包容と連動を表現した」と説明した。