アジア初の高性能パッシブハウス・モデルプロジェクトである「中独エコパークパッシブハウス体験センター」が山東省青島で正式に始動した。新華社が報じた。
体験センターは、パッシブ(受身)な超省エネ型のエコ建築に関する技術開発、体験、展示、会議交流、居住などの多くの機能を備えた総合的な建物。プロジェクト稼働後は、年間約27万キロワット時の節電、運営費22万元と二酸化炭素排出量275万トンの削減が可能になる。「パッシブハウス」とは、アクティブなエネルギー消費を極力抑えた建築で、冷暖房用の石炭・電力の消費削減につながる。ポットのように、外界との熱交換を極力減らし、室内の温度・湿度を快適に保つ。
写真は8月11日に撮影した「中独エコパークパッシブハウス体験センター」の外観。