日本の財務省が1日に発表した2016年4-6月期の法人企業統計によると、全産業(金融業、保険業を除く)の売上高と経常利益は前年同期比でいずれも減少し、3四半期連続で減収減益となった。
売上高は3.5%減の307兆3700億円(1米ドル=約103円)、経常利益は10%減の18兆2600億円だった。
売上高減少の要因は、国際原油価格の下落に起因する石油・石炭製品価格の下落、個人消費の低迷、インバウンド(訪日外国人)消費の客単価の低下など。経常利益減少については、熊本地震による生産停止や円高が輸出企業の利益を圧迫したことが主因だという。
設備投資額は3.1%増の9兆3100億円と13四半期連続で増加したが、伸び率は1-3月期の4.2%からやや鈍化した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月2日