支障者を支援する起業家・王永華教授 G20は研究成果の転化を促進

支障者を支援する起業家・王永華教授 G20は研究成果の転化を促進。 浙江省杭州市の美しい西湖畔に、聴覚障害児童のリハビリを助ける「天使」がいる。浙江中医薬大学聴覚障害リハビリ研究所(耳聾康復研究所)所長を務める王永華教授である。王教授は、無音の世界のプロメテウスのごとく、聴覚の暗闇に光を携えてやって来て、寂しく孤立する障害者の生活を明るく照らし出している…

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発信時間: 2016-09-01 11:33:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

データによると、中国は現在、世界で聴覚障害児童数の最も多い国となっている。2006年に実施された第2回全国障害者サンプル調査によると、中国には聴覚・言語障害者が2780万人おり、そのうち0歳から6歳の聴覚障害児童は約13万7千人で、毎年約2万人から3万人が聴覚障害児として生まれている。聴覚障害児童は小さい頃から無音の世界に閉じ込められ、外界の音声情報を取得することができない。言語の障害は、これらの子どもたちから楽しいはずの幼年時代を奪い、その後の人生の途上でも学習や生活、就業を阻む困難となる。

西湖のほとりの「最も素晴らしい教授」

浙江省杭州市の美しい西湖畔に、聴覚障害児童のリハビリを助ける「天使」がいる。浙江中医薬大学聴覚障害リハビリ研究所(耳聾康復研究所)所長を務める王永華教授である。王教授は、無音の世界のプロメテウスのごとく、聴覚の暗闇に光を携えてやって来て、寂しく孤立する障害者の生活を明るく照らし出している。

杭州聴覚障害児童リハビリセンターは1994年、国内では早期の聴覚障害児童言語訓練リハビリ機構として設立された。王教授は以来、20年余りにわたって、聴覚障害児のリハビリ事業に全身全霊を投じ、数千人の聴覚障害児の聴覚リハビリの成功を助けて来た。ここを出て行った聴覚障害児童のほとんどは有効なリハビリを実現し、一般の幼稚園や一般の小学校に無事入学し、さらに100人近くは高得点で大学に合格し、社会を支える人材となっている。

聴覚障害児童に音のある世界を取り戻させるのを助ける事業に取り組む中で、王永華教授は、聴覚障害児の家庭リハビリモデルを考案して普及に成功しただけでなく、「杭州恵耳聴力技術設備有限公司」を創設し、聴覚障害者のリハビリと補聴器の取り扱いに専門的に従事し、業界全体を率いてデジタル補聴器の発展と実践を進めた。王教授は、各級の障害者連合会と連携し、各種の聴覚障害予防の公益活動も積極的に展開している。公益活動で寄付を受けた人の数は2015年だけで847人に達し、金額は897万元に及んでいる。2015年9月、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利70周年を記念するため、王永華教授率いる恵耳の補聴器技能士チームは、重度の聴覚障害のある抗日戦争元兵士70人に補聴器70台を無料で贈呈した。2016年、王教授は、杭州市第2回「最も素晴らしい障害者援助ボランティア」の称号を獲得した。

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