IMFのラガルド氏：G20サミットは世界経済に積極的な力を与えた
IMFのラガルド氏：G20サミットは世界経済に積極的な力を与えた。
タグ： IMF ラガルド氏 G20サミット 世界経済 SDR債券
発信時間： 2016-09-08 10:54:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
杭州G20サミットに出席した国際通貨基金（IMF）のラガルド専務理事は5日、サミットのニュースセンターで行われた記者会見で質問に答えた。同氏は、中国の強いリーダーシップにより成功した本サミットが、世界経済に積極的な力を与えたと述べた。
世界経済の停滞が長く続き、利益を享受できる人も少なくなっている状況にあるため、G20の首脳の誰もが需要の高い包容性のある成長を望んでおり、通貨政策、財政政策、構造改革という3つの面でさらなる措置を採ることに同意したと同氏はG20を総括する。
同氏はまた、習近平主席の言う「行勝于言（言葉より実行）」が特にカギとなるとした上で、杭州G20サミットで確認された成果に基づき、G20の首脳に対し世界経済の成長を牽引しようと呼びかけた。
今年10月1日、人民元が正式にSDR（特別引出権）の通貨バスケットに加わった。これに対しラガルド氏は歓迎の意を示した。「これは重要なマイルストンであり、国際通貨体系の強化につながるものだ。中国が関連分野でより大きな役割を果たすことを期待する」と述べた上で、中国が行っているSDRの使用で準備資産をバランスさせる手法やSDR債券を発行する手法に対し、賞賛の意を示した。同氏はまた、「IMFは現在、さらに多くの措置を採ることを通じ、よりうまく、広い分野でSDRを使用できるかを模索している」ことを強調した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年9月8日
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