第13回中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会軽工業展が中国-ASEAN商品取引センター<南寧華南城>で開幕した。広西チワン族自治区の中国共産党委員会常務委員で南寧市共産党委員会書記の王小東氏が開会の挨拶を述べた。
今回の軽工業展では初めて「一帯一路」周辺国の軽工業優良製品が集中的に展示され、合計で23カ国・地域の326社が出展した。展示品は、日用品、電子製品、工芸土産、居宅アクセサリーなど。今年の軽工業展では「一帯一路」とASEANの要素がこれまでに比べて多く混ざり、「一帯一路」特色商品展示スペース、ベトナム婚礼イメージ展、ASEAN各国モデルのファッションショー、中国古代の伝統的結婚式<漢式婚礼>やASEAN各国の民族風情の実演などが全体で繰り広げられる。出展した台湾の団体数は50件と過去最高を記録し、有名な台湾の電子製品や観光工芸品などを市民は直接手に取ることができる。
専門団体では、中国の福州市商務局の福建軽紡業界代表団が特設展示を行うほか、深圳市塗料技術協会がアレンジした中国国内の塗料業界トップ企業による展示も今回の目玉の一つだ。
2010年以降、華南城では6度の軽工業展が開かれ、一般参加者と専門バイヤーの延べ535万4000人が来場。取引申込総額は134億6000万元、会場での現地販売額は26億4900万元に上る。軽工業展は展示規模の拡大が続き、来場者数も次第に増えて、中国とASEANの軽工業貿易の加速を後押しし、1年に1度の国際的な盛会となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月12日