支付宝が現金化の手数料徴収へ インターネットの無料サービスは減少

支付宝が現金化の手数料徴収へ インターネットの無料サービスは減少。

タグ: 支付宝,現金化,手数料徴収

発信時間: 2016-09-13 14:27:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「微信支付(WeChat Pay)が現金化する際の手数料徴収を3月に開始したのに続き、「支付宝(アリペイ)も手数料を徴収することになった。これについて専門家は、「オンライン決済の大手2社は安定しているが、ユーザーにとって両者が競ってボーナスをなくすことは良いことではない。将来、インターネット分野での『タダ飯』は減るだろう」との見解を示した。

支付宝が現金化の手数料徴収を発表

支付宝は12日、10月12日より個人ユーザーが一定額以上を現金化する際に0.1%の手数料を徴収すると発表した。個人ユーザーが無料で現金化できる限度額は2万元となる。

手数料徴収を決めたことについて、支付宝は「総合運営費の上昇が速く、現金化の規約を調整するのはコストを削減するため」と説明。

2016年2月、「微信(WeChat)」は現金化の手数料徴収について、「営業収入増加のためではなく、支払銀行の手数料に充てるため」と説明した。

中国インターネット協会「インターネット+」研究諮問センターの李易副主任はインタビューに応じた際、以下のように示した。今回の支付宝の個人ユーザーを対象とした現金化の手数料徴収は、全体的に見ると影響は大きくない。10月12日までにユーザーが多額を現金化するという状況にもならない。支付宝のビッグデータはこの件に関してアセスメントを実施した。

また、支付宝での支払いが可能な飲食店やスーパーマーケットは国内に100万店以上あり、オンライン配車に対応している車は1000万台、支付宝での診察予約・支払いなどが可能な病院は2000軒に達する。

中央財経大学の郭田勇教授は、「金融サービスはコストがかかり、適度な手数料徴収は必然的な動き。支付宝が個人ユーザーの現金化の手数料を徴収するのも、中国のインターネットが成熟化していることの表れだ」との見方を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月13日

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