「G20グローバル・ガバナンス指数2016リポート」が12日に北京で発表された。リポートはEUを除く19のG20参加国について、グローバル・ガバナンスへの参画と貢献状況を評価。また、190の国を対象とした統計数値を基に比較分析を行う。
リポートによると、19カ国のうち、グローバル・ガバナンスへの参画度と貢献度が高い上位5カ国は米国、フランス、イギリス、中国、日本で、うち4カ国は国連安全保障理事会の常任理事国だ。経済的、国際的要因が影響し、ロシアは第6位となった。7-10位は、ドイツ、カナダ、イタリア、インドの地域大国と経済大国が続き、19カ国の得点はいずれも世界平均を大きく上回った。