ミャンマー第1副大統領のミン・スエ氏は「中国とASEANが陸路と海洋で相互接続すれば、中国の21世紀海上シルクロードの提言が貿易の発展やインフラの建設、人員交流などの新たなチャンスを生み出し、双方に実質的な利益をもたらすと思う」と話した。ミャンマーが、「一帯一路」建設は周辺地域の投資機会の拡大と新市場の開拓がポイントと考えていることを明らかにし、21世紀海上シルクロードは当地域の製造業、インフラ、金融などへの投資を促進するとの見方を示した。
「中国-ASEAN経済協力をさらに強化するために、中国政府が打ち出した<一帯一路>構想を強く支持する。特に今回の中国-ASEAN博覧会の<21世紀海上シルクロードの共同建設、より緊密な中国-ASEAN運命共同体の共同設立>というテーマは、中国とASEANの緊密な協力を促進するもので、苦楽を共にし、共同繁栄に向かう重要な要素となる」。ラオスのソンサイ副首相は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設も「一帯一路」建設目標を達成するための重要なエンジンになると同時に、ASEAN一体化の実現にもつながるとの見解を示した。