先ほど北京で開かれた第39回国際標準化機構総会で、中国の標準化活動が再び国際舞台の中央に立った。中国の経済・社会の発展に伴い、中国は世界貿易構造において、「中国製」から「中国標準」へと役割を変えようとしている。
中国の高速鉄道は無から有へ、技術の導入から独自の革新へ、共同開発から自主革新へと移り変わった。極寒、煙霧、柳絮、砂塵にもまれた中国の高速鉄道標準は、過去の「欧州標準」「日本標準」を徐々に超越し、「中国標準」を「世界標準」にしようとしている。
中国標準の高速列車「藍海豚」「金鳳凰」が今年、時速420キロですれ違う実験を行った。中国標準は、世界を驚嘆させた。中国は自国の標準を世界にもたらす。アフリカの鉄道、中国とラオスを結ぶ鉄道、中国とモンゴルを結ぶ鉄道、ジャカルタとバンドンを結ぶ鉄道が、中国標準を採用している。
中国の発展に伴い、中国は世界に自国の標準を普及させようとしている。宇宙実験室「天宮2号」の打ち上げ成功により、多くの国が協力の意向を示している。量子衛星の打ち上げにより、中国は同分野で絶対的な発言権を手にした。中国は宇宙で、自国の標準を構築しようとしている。5G時代が到来し、国連は世界の標準を統一化させようとしている。中国企業はこれに向け果敢に取り組み、モバイルネットワークの発展の波に中国が二度と乗り遅れないようにしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月22日