各国の観光業界、「中国基準」を採用
各国の観光業界、「中国基準」を採用。
タグ： 観光業界 中国基準
発信時間： 2016-10-15 11:10:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国人客がもたらす活況を目の当たりにし、各国の観光業界は「中国基準」を打ち出し、中国人客を集めようとしている。
ビザ発給要件緩和、旅行が便利に
世界各国は中国人の観光ビザに対して、開放的な歓迎の姿勢を示している。旅行サイト・驢媽媽のビザ業務担当者の李滋曦氏は「米国、カナダ、欧州などの国や地域は中国人に対して、複数年のマルチビザを発給できる。モーリシャス、セーシェル、フィジー、インドネシアなどの島国はビザを免除している」と話す。
海外での中国式のおもてなし
ビザ優遇策の他に、行き届いた「中国式サービス」が観光客から好評を博してる。これらのサービスは必ずしも必要なものではないが、細やかな配慮で自宅に帰ったかのような親しみを与える。
中国人宿泊客向けの「ヒルトン歓迎計画」について、ヒルトン・アジア太平洋事業担当者は「客室内でジャスミンティー、中国語のチャンネル、スリッパを提供する。多くのホテルに、中国語に精通したスタッフがいる。一部ホテルでは全室にミネラルウォーター2本、変換プラグ、歯ブラシが置かれている。朝食の中国料理には、2種類のお粥、広東風のモーニングティー、油条、ゆで卵、ジャスミンティー、豆乳などが含まれる」と説明した。
同氏は中国式サービスについて「銀聯カードの決済、中国語のサービス、中国料理などは世界の多くの目的地で提供されており、中国人客の利便性を高めている。欧州、北米、東南アジアなど中国人客の間で人気の高い目的地では、中国式のサービスが普遍的だ」と語った。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2016年10月15日
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