理性的かつ成熟した就業の選択肢「ゆっくり就職」

理性的かつ成熟した就業の選択肢「ゆっくり就職」。

タグ: 中国大卒就業

発信時間: 2016-10-14 17:05:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

10月に入り、各大学での学内企業説明会が盛んに行われるようになった。誰もが「どの大学の卒業生が就職に強いのか」ということに関心を抱いている一方で、メディアから「ゆっくり就職」と称されている現象も起こっている。つまり、一部の大卒生は、入社や入学を急がず、自分自身を「スタンバイ」状態に置くというわけだ。彼らの選択をどのように評価するべきかが、最近メディアでも話題になっている。人民日報が伝えた。

「ゆっくり就職」に対する批判的な見方は、「これは、努力したくない若者の言い訳に過ぎない」というものだ。例えば、ある人は、「ゆっくり就職は、怠け者のすることか、あるいは親のすねかじりがすることだ」と鋭く指摘し、これを志す若者は責任感と独立意識に欠けていると認識している。推計によると、全国の2017年度大学卒業生の数は700万人を上回る見込みで、これに留学帰国組や既卒者を加えると、求職者はさらに膨大な数に上る。このような状況から、「熾烈な就職競争を前に、履歴書を送るタイミングが少しでも遅れると、チャンスを逃す可能性が大きいため、『ゆっくり就職』を提唱する人がいるが、これは他人を落とし穴に落とす行為ではないか?」と疑問視する人もいる。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。