商務部(商務省)は18日行った記者会見で、第3四半期(7-9月)のビジネス運営状況を明らかにするとともに、ホットポイントとなっている問題について質問に答えた。中国網が伝えた。
同部の沈丹陽報道官は、「今年に入ってから、国内消費市場の運営状況は全体として落ち着きをみせ、経済成長を安定させる重要な役割を果たしてきた。商務部のモニタリングでは、1~9月には、重点小売企業5千社の累計売上高は前年同期比3.7%増加し、増加率は上半期を0.1ポイント上回った。そのうち、9月の売上高は同4.2%増加し、増加率は8月を0.2ポイント上回り、今年の最高を更新した。国家統計局がまとめたデータによると、1~8月の社会消費財小売総額は21兆1千億元(1元は約15.4円)に達し、同10.3%増加し、増加率は上半期の水準を保った」と述べ、消費市場にみられた主な注目点として次の5点を挙げた。
(1)新型の業態が急速に成長した。
(2)住居関連消費が引き続き急速に伸びた。
(3)自動車関連商品の売り上げの急速な伸びが目立った。
(4)サービス消費のホットポイントが持続的に出現した。
(5)消費価格の上昇の勢いは落ち着いていた。
「人民網日本語版」2016年10月19日