国家統計局はこのほど全国31省・自治区・直轄市の今年9月の消費者物価指数(CPI)データを発表した。中国新聞網が伝えた。
データによると、9月のCPIは全体で前年同月比1.9%上昇し、上昇率は8月を0.6ポイント上回った。地域別にみると、雲南省を除く30省区市で上昇率が大幅に拡大した。雲南省は前月並みだった。
▽上海のCPI上昇率は7カ月連続で「3%時代」
全国31省区市のうち、上海のCPI上昇率が最高で3.6%となり、上昇率は前月を0.6ポイント上回った。上海では今年3月から「3%時代」が7カ月間続いている。
甘粛省の9月のCPI上昇率は0.9%で全国最低だった。同省は全国で唯一1%を割り込んだ地域でもある。8月は1%未満の省区市が13カ所あった。
全体としてみると、全国平均水準を上回った地域は10カ所あり、上海市、海南省、西蔵(チベット)自治区、天津市、山東省、広東省、寧夏回族自治区、湖北省、江蘇省、浙江省だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月24日