インドの首都ニューデリーにあるプラガティ・マイダン国際展示場(Pragati Maidan)で22日-24日、第1回インド携帯電話見本市「インディア・モバイル・ディワリ」(India Mobile Diwali)が開かれ、これに合わせて、中国とインドの携帯電話メーカーやサプライヤーらが集まる中印携帯電話投資フォーラムと業界サミットも開催された。
インドでは、モディ政権が掲げる「メイク・イン・インディア」(インドでものづくりを)政策が推進されているが、ここでも携帯電話のインド製化が呼びかけられた。インドの英字紙「インディアン・エクスプレス」が23日報じたところによると、同国の通信情報技術省は、中国企業はインド企業を「メイク・イン・インディア」のパートナーとしたいのであって、中国の携帯電話市場の目的地としたいわけではないと明らかにしたという。
今見本市はアジア地域初となる携帯電話と部品に特化した見本市で、中国の深セン旭日偉業科技有限公司が主催、中国駐インド大使館などの協賛で開催された。旭日偉業公司の吳凌雲CEO(最高経営責任者)は23日『環球時報』の取材に対し、今見本市のテーマは「協力・革新」で、両国から130数社に上る携帯電話メーカーとサプライヤーが出展、100数名に上る政府代表と業界トップがフォーラムやサミットに出席したという。